尾崎さんの歌に合いの手を入れておられるおやっさん。(大正11年生)
昭和55年~造り再開2期目の平成16年まで当蔵で指揮を
とって頂きました。
水もと仕込みも長年にわたって継承。
今は引退されているが、知る人ぞ知る名杜氏。
温厚で控えめな人柄だが、責任感が強く、酒造りのこととなると
頑固で厳しかった。
現在 87歳。おそらく当時日本最高齢の杜氏でした。
斗瓶取りの作業中。
「もろみ」を詰めた酒袋をタンクに
吊るしています。(昭和11年生)
「金鼓」歴は、今年で31年目。
平成12年から14年の休造の間、再開の目処がたたない間も
数々の引き抜きを断り 、酒造りの再開を待って下さっていた。
一昨年まで代司として 井谷のおやっさんと二人三脚で蔵を支え、
昨年度からは 杜氏として後進の指導にあたって下さっている。
もともと杜氏級の腕を持ち、それは井谷前杜氏のお墨付き。
「新温泉町 傘踊り保存会」の顧問で、歌の名手でもある。
酒造りのない時期は、保存会の活動の一環で
海外にも出掛けられることしばしば。
但馬の牛祭りでは、花嫁行列の先頭で歌を担当、
山々に響く張りのある歌声を披露されています。
「甑倒し」などのお祝いの席に杜氏の歌は不可欠。
蔵見学にお越しの際、生歌が聴けることもあり♪
※杜氏(とうじ)‥酒造り全般の最高責任者。
蔵では「おやっさん」と呼んでいます。
※代司(だいし)‥麹(こうじ)づくりの責任者。
※甑倒し(こしきだおし)‥
掛け米を蒸す作業が終わり、甑を釜から外すこと。
造りが終わりに近づいた頃、蔵ではお祝いの宴をもうけます。
酒がすき。酒にまつわるすべての人・ものがすき。先代もすき。
もとは 某商社の営業マン。
平成15年、酒造り再開とともに入社。
造り~販売のすべてに携わっている。
意外と?真面目で一生懸命、コツコツ努力の人。
「若い世代にも日本酒の旨さ・奥深さを知ってもらいたい、
日本酒の文化を継承したい。」
との熱い思いから 今日もお客様のもとへ飛び回っています。
造りでは主に「釜屋」を担当。
※釜屋‥お米を蒸す作業の一切を取り仕切る責任者。
酒の良し悪しは蒸米の出来具合にもかかっています。
蒸しあがったばかりの米をスコップで
掘り起こしている様子。
立ち上る蒸気はなんと100℃を越す熱さ。
軍手は必需品です。(昭和46年生)
蔵に嫁いで36年。苦楽をともにした先代のよき理解者。
「お嫁に来てから強くなった(本人談)」だけあって、ほとんど
寝込まれた記憶がない。
心身ともタフな 明るく働き者のおかみさん。
‘仕事は迅速かつ丁寧’がモットー。
1人何役もの仕事を いつも笑顔でこなして下さる。
人手が少なくても何とか回っているのも、お二人のおかげです。
毎日、無理をきいて下さってありがとうございます。